話題の「防災ゲーム」体験会〈知立〉

西三河で初開催

 知立を拠点に防災啓発に取り組んでいるボランティアグループ「防災ママかきつばた」(高木香津恵代表)が8月28日、刈谷市民ボランティア活動センターで、カードゲーム「避難所サバイバル」の開発者の藤井嵩将さん(岐阜薬科大学薬学部6年)らとともに「体験カフェ」を開きました。
 同ゲームは、防災グッズ大賞2024で大賞を受賞。災害死の5倍いるといわれる災害後の関連死を防ぐことを目的に作られました。トイレなどの衛生問題やけがの応急処置といった避難所で想定されるさまざまな課題を、「段ボール」や「ラップ」などの備蓄品や日用品が描かれたカードで解消するゲーム。ポイント制で勝敗が決まります。
 西三河で体験イベントが行われたのは初めて。市内外から親子連れら20人が参加し、ゲームを通して、防災に必要な備蓄品を学びました。小学生は「楽しかった」「アイコンが分かりやすくて面白かった」。大人は「ルールがシンプルで分かりやすい」「アイテムを使うタイミングが分かるので役に立つ」と感想を口にしました。

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(知立くらしのニュースWEB版 24年9月13日号掲載)

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