大手門句会 吟行記第5集を刊行

 岡崎市で活動している俳句の大手門句会が「吟行記第5集」=写真=を刊行。60代から100歳までの会員8人が市内外を気ままに吟行した様子が、情緒あふれる俳句とともに収録されています。

 同会は市民会館で定期的に句会を開き、月1回、吟行を楽しんでいます。吟行50回ごとに1冊の句集にまとめており、昨年6月に250回を迎えました。

 第5集には、滋賀県長浜市の盆梅展や愛知環状鉄道の旅、京都嵯峨野などを訪れた際に会員らが詠んだ俳句を掲載。紀行文も手分けして執筆し、手描きした風景や花の絵、写真も添えられています。

 同会代表世話人の鈴木寛治さんは「読んでいただいた方が、俳句に興味を持ってもらえるきっかけになれば幸い」と話しています。

 句集はA5判、236ページ。100部作成。岡崎市立中央図書館に寄贈しました。

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