刈谷高校附属中学校 2025年4月開校 ②

 2025年4月、愛知県刈谷市に「刈谷高校附属中学校」(以下、附中)が誕生します。同県内で同時期に開校する津島高校・半田高校・明和高校の附属中学4校の1つ。市内初となる県立中高一貫校に、市民の関心が集まっています。刈谷ホームニュースでは、附中開校準備を担当する県教育委員会あいちの学び推進課中高一貫教育室にお話を伺いました。シリーズでお届けします。第①弾はこちらから→刈谷高校附属中学校 2025年4月開校 ① | e ホームニュース (e-hn.net)

 

 ―附中が目指す教育とは 
 「探究学習を重視した教育」です。答えのない課題に対し失敗を恐れずチャレンジして、「時代を創ることができる人材の育成」を目指します。 

 ―具体的に、どんな授業が行われますか
 週当たりの授業時数は、標準授業時数より2時間多い31時間。増加する時間で、自分が興味を持ったテーマについて追究する「探究学習」にじっくり取り組みます。
 教科学習では、習得した知識を実際に使って、自らの課題を解決に導いたり、新しい発想に結びつけたりといった、過程を重視した授業を展開します。

  ―制服は
 刈谷高校と同じ。2024年度の入学生が着用しているブレザータイプ。季節に合わせて学校指定のポロシャツが代用できます。

【刈谷高校の制服。左から、ポロシャツ着用の夏服、カーディガン着用合服、ブレザー着用の冬服。リボンとネクタイ、スカートとスラックスは自由に選択できます。】

―弁当は必要ですか 不要です。他の中学と同様、給食センターから配送予定です。 
  ―授業は刈谷高校の先生が教えてくれるのですか
 市町村立の小中学校の教員及び県立高校の教員のうち、中学免許を持つ教員を配置する予定です。
 

 ―刈谷高校には、一般入試がありますか
 あります。28年度以降の刈谷高校は、附中からの「内進生」と、高等学校入学者選抜を経て入学する「高入生」が在校することになります。
 

 (この記事は刈谷ホームニュース2024年7月12日号掲載)

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