月光カルメン登場!
岡崎市の斎藤久夫さん
白い覆面に三日月のマーク、鍛え抜いた体―。岡崎市の斎藤久夫さん(75)が「月光カルメン」と名乗り、「地域に夢と希望と笑顔を」をキャッチフレーズに活動しています。
10月27日、同町の宮西公園で行われた「美合大通ふれあいフェスティバル」で、さっそうとステージに登場した月光カルメン。「心軽(カル)く身も軽(カル)く、走り続ける正義の味方、月光カルメン!」と気炎を吐くと、白いコスチュームを脱ぎ捨て、ポーズを決めて筋肉を披露。「月光カルメンも後期高齢者。しかし人生はこれから、コーレーからです。高齢者の皆さん、もっともっと面白くしていきましょう!」と観客に呼びかけ、歓声や拍手を浴びました。
ウオーキングの紫外線対策で顔を覆ったことをきっかけに、覆面姿のヒーローを思いついたという斎藤さん。筋トレが趣味で、岡崎ボディビル同好会の会長も務めています。本業は岡崎鍼灸院=岡崎市美合町=を営む鍼灸師。
「高齢者をどんどんを元気づけ、社会を盛り上げていきたい。そのためにも自分が元気に走らんといかん」
月光カルメンになりきって散歩をすることもあるといい、「町でみかけたら、気軽に声をかけてください」と笑顔で話しています。