全国高校サッカー 刈谷出身の4人が挑む

(右から)穂積さん、岩間さん、江川さん、髙木さん

 刈谷出身の高校生4人が、28日に東京都で開幕する「全国高校サッカー選手権大会」に、愛知工業大学名電高校のメンバーとして出場。上位入賞を目指しチームへの貢献を誓います。
 同校は、県大会の決勝で大同大学大同高を3―2で下し優勝、5年ぶり2度目の全国切符を勝ち取りました。 
 決勝で2ゴールを決め、愛知県予選のベストイレブンに選ばれたMFの江川敦哉さん(3年・刈谷南中出身)は「1試合1ゴール1アシストが個人目標。得点に絡みたい」と力を込めます。MFの岩間丈一郎さん(同・富士松中出身)は「ドリブルや得点力など〝自分らしさ〟を出したい」と意気込み、DF穂積生一朗さん(同・朝日中出身)は「(念願の)全国のピッチで、声を出して勝利に貢献したい」ときっぱり。1年生で登録メンバー30人に名を連ねたMF髙木悠作さん(刈谷東中出身)は「アピールしていく」と抱負を語ります。

 同校サッカー部監督の宮口典久さんは、「愛工大名電サッカー部は全国大会でまだ1勝もしていません。まずは、全国大会1勝、そしてチームの目標でもある選手権ベスト8に向けて頑張りたいです」と、全国大会出場思いを語りました。

 また、刈谷出身の4人のことを「江川は実力があるので、決勝戦での活躍をこれからもできるように期待しています。岩間は、どんどん調子を取り戻しているので、試合を決定づける活躍をしてもらいたいです。穂積は、チームのムードメーカーなので、大会期間中の雰囲気を盛り上げてもらいたいですし、試合に出たら、名電の士気を挙げてもらいたいです。高木は、1年生なので、この経験を来年度につなげるような大会期間を過ごしてもらいたいです」と話しました。
 初戦は29日、午後2時10分にキックオフ。

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