学年超えSDGs討論
愛知県刈谷市内の中高大生がSDGs(持続可能な開発目標)について語り合う「地域連携フォーラム」が8日、総合文化センターで開かれ、約60人が年齢の垣根を超えて討論を繰り広げました。
愛知教育大学主催。SDGsの教材づくりなどに取り組む、同大の学生団体SAGAが進行を務めました。
前半は、県立刈谷北高校国際探究科など4団体がSDGs活動の実践例をそれぞれ発表。自然保護や地域貢献など多岐にわたる内容に、参加者たちは熱心に耳を傾けていました。
後半は、全学年混合の7グループに分かれて「より住みやすいまちづくり」をテーマに協議。AIとの共存、環境保全、働き方といった視点から活発な意見交換が行われました。
同市立依佐美中学校1年の女子生徒は「目の前の問題を自分事として捉え、実行に移すことが、今の私にできることと分かった。ボランティアにも積極的に参加していきたい」。
SAGAの髙山隼汰代表(同大3年)は「年下の皆さんの意見に、はっとすることも。参加者の声を今後の活動に生かしていきたい」と振り返っていました。

熱く意見を交わす参加者たち】