心を癒やす介護美容 「ハンドケア」の体験会
人生100年時代といわれるいま、全国で注目を集めている「介護美容」。
愛知県刈谷市で〝初のケアビューティスト〟として活躍する久米里沙さん(38)が3月30日、同市の東境市民館でハンドケア体験会を開きます。
介護美容とは、スキンケアや化粧など肌に優しく触れて、心と体の健康を促すケア。体験会では、ネイルケアと、指先から上腕までのハンドトリートメントを実践で学びます。
「ご自宅でも試してほしい」と久米さん。「手と手が触れ合うことで心も温かくなり、介護する側もされる側にも自然と笑顔が生まれます。〝喜びのエッセンス〟が、新しい一歩を踏み出すきっかけになれば」と参加を呼びかけています。
久米さんは同市立雁が音中学校出身。小学生の時、マザーテレサの本に感動し、「誰かのためになる仕事がしたい」と介護福祉士や認知症介助士の資格を取得。約20年間、高齢者施設で介護職に携わる中で心を満たす時間の大切さを実感し、「介護美容リラッサ」を設立して高齢者らに癒やしと笑顔を届けています。
体験会は午前10時から90分。参加費は千円。定員は10人。申し込みは、3月20日までにメール(risa130502@gmail.com)で。
