チアダンスの頂点へ 刈谷の小中高生が挑戦

2025年の春に開かれるダンスの国際・国内大会に、愛知県刈谷市の小中高生(SPGチアダンスプロジェクト所属)8人が出場。大舞台への決意を胸に7日、市役所を訪れ、金原宏教育長に健闘を誓いました。

 世界約40カ国から、ダンスのアスリート約1万3千人が集う国際大会「THE DANCE WORLDS」(4月25~28日・米国)シニア編成ポム部門に、チーム「H BEATBEANS VIVID」のメンバーとして、江島瀬奈さん(高校2年)、小原杏稟さん(中学2年)、加藤葵海さん(同)が出場。独特な腕の動きや一糸乱れぬフォーメーション、豊かな感情表現などを組み合わせた約2分間のパフォーマンスで、同大会3連覇に挑みます。
 過去2回の優勝を経験する江島さんは「私たちの強みは、スピード感あふれる力強い動き。細部までこだわり抜いて、絶対に3連覇!」と意気込みを語っています。

 
 3月28日から千葉県の幕張メッセで開催する「USA All Star Nationals」には、江島さんら3人に加え、伊藤愛來さん(大学1年)、吉見梨々さん(小学5年)、菊地莉央さん(同)、近藤愛結さん(小学4年)、塚本愛皐さん(同)が出場。ジャズやポム部門などで、来年の国際大会出場資格をかけて戦います。
 金原教育長は、「ぜひとも世界3連覇を達成してほしい」と期待を寄せ、全員に激励の言葉を送りました。

【メンバーと金原教育長(中央)】

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