備蓄用おにぎり 水も加熱も不要

婦人服小売店「くろーど」が販売

【「防災グッズに加えて」
と杉浦会長】

 国内で相次ぐ自然災害。もしもの時の備えは万全ですか―。
 愛知県刈谷市高津波町の婦人服小売店「くろーどプレステージ」では、水も加熱も不要、袋を開けたらすぐ食べられる「備蓄用おにぎり」の販売を始めました。
 同店を経営するトッププランニングの杉浦世志朗会長は「おにぎりは、日本のソウルフード。大変な時こそ、元気をくれるはずです。ご家庭をはじめ自治会や企業、高齢者施設の防災グッズに加えてもらえたら」と呼びかけています。
 「備蓄用おにぎり」は、炊きたての国産米にパウチ加工、熱処理を施して、5年間の常温保存が可能とされており、無添加・保存料不使用。内装フィルムの細長い開口部から、中身をつぶしペースト状にして出すこともできるため、咀嚼が十分にできない高齢者や乳幼児も一緒に食べられます。
 味は塩味と和風だし味の2種類。1個450円から。問い合わせは同店☎0566(21)0054

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