住まいの道場
家造りに大切な収納プラン -2-
私は、昭和47年くらいから家の間取りをお客さまにご提案してまいりました。昭和の時代の収納と言えば代表的なものとして和室に押し入れを造り、タンス置き場として納戸を設けたりする程度でした。キッチンも開き戸で天袋が有効な収納スペースであったと思います。
現在では生活様式も大きく様変わりし、タンスが衣類の収納として今まで一般的なものでしたが、主寝室にはウオークインクローゼットを設け、子供室にもタンス替わりのクローゼットを設けるように設計されています。
キッチンや洗面化粧台も引き出し式に変わり、腰をあまりかがめず入れやすく出しやすくなりました。最近の設計の中では玄関土間収納やキッチン近くに食品庫(パントリー)を設けるなど収納が横から縦(棚)に大きく変わり、生活優先の家造りがされています。
ナイスホーム会長・兵藤
(安城ホームニュース 2019.07.26 掲載)