出雲殿互助会と知立市が締結
高齢者等を支える地域づくり協定
市と西町の出雲殿互助会が6月23日、市役所で「知立市高齢者等を支える地域づくりに関する協定」を結びました。
市が、平成29年度から始めた高齢者が安心して暮らせる地域社会の実現を目指す取り組み。見守りの実施や認知症、その家族を支える地域づくりなどに関して協力し合います。
同社FUREAI事業部の神田裕一次長ら3人が市役所を訪れ、林郁夫市長と調印を交わしました=写真。「知
立市は全国的な高齢化率から比べると若い市ですが、独居や認知症の人が増えています。高齢者が住みよいまちにしていきたい」と林市長。
同社では、顧客の年齢層が比較的高齢なことから、これまでも13人のスタッフが営業活動中に声掛けや見守りなどを実施。神田次長は「市と連携できることで緊急対応などが明確になります。正しい知識を身に付けながら実のある活動につなげ、地域貢献をしていきたい」と話しました。
市と同協定を結んでいるのは54事業所。市によると、これまでに「ガスメーターが動いていない」「ポストに新聞がたまっている」「同じ人が何度も銀行に来店する」など、異変に気付いた協力事業所からの情報提供などがありました。
2020.7.10知立くらしのニュース掲載