知立の歴史ぶらり探訪・翁のいざない

第4話(前編) 魯一翁余話 

 2011年は魯一翁没後百年。さまざまな記念事業が実施されていますが、まずは百年前の1911年へタイムトラベル。因みに魯一翁の命日は6月29日。その年の出来事を振り返ってみましょう。
 1月/レルヒ少佐、日本に初めてスキー術伝授(新潟県上越市)、1月/西田幾多郎著『善の研究』発刊、2月/帝国劇場竣工、2月/夏目漱石は博士号返上、3月/東京中央停車場起工、4月/東京の日本橋竣工、5月/日本発の飛行場開場(所沢)、5月/日本初の消防自動車購入(大阪府)、7月/日本体育協会設立、7月/ハイラム・ギンガム(アメリカ)、マチュピチュ遺跡発見、9月/『青鞜』発刊、10月/日本初の近代式コンクリート橋竣工(横浜)、12月/アムンゼン(ノルウェー)、南極点到達。 この年、知立では電話が架設。魯一翁の訃報は、この電話機でも伝えられたのでしょうか。あれから百年!

(坂之上九門)

【猿渡公民館にある魯一の銅像】

(知立くらしのニュース 2011.10.15 掲載)

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