紅白のハス 一面に
刈谷市今川町の「花池はす観賞田」
ハスの名所で知られる刈谷市今川町の花池北側にある「はす観賞田」。地元グループ「花池蓮愛好会」が管理しており、紅白のハスが見頃を迎えています。今年は観賞用の桟橋も新設。会員らは「例年と違った角度で花を楽しんでほしい」と話しています。
同会は2006年に発足し、花池を中心に周辺の環境美化活動に取り組んでいます。会員は50~80代の64人。定期的にごみ拾いや草刈り、通学路の花植えなどを行っています。
はす観賞田は3反(約3000平方メートル)。周囲には散策路が設けてあり、間近でハスが楽しめます。7月中旬には茶会を開く予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止に。桟橋は、市民活動を支援する市の補助制度(コラボ70)を活用し、お茶会に合わせて整備したもの。長さ約50メートル。観賞田の中央に架かっています。車いす利用者にも配慮し、隣接する道路と同じ高さに設けました。
会長の塚本隆雄さんは「最近は市外からの見物客も増えてきた。今年もハスはコロナに負けず、きれいに咲いてくれてうれしい」と目を細めていました。
桟橋は7月31日まで設けています。
(刈谷ホームニュース 2020.7.10 掲載)