おいしい給食に園児にっこり

知立市内保育園 地元産や食材寄付のおかず

 市内の保育園では、給食のメニューに地元産の食材を使った「切り干し大根入りメンチカツ」や、コロナ禍で減少した売り上げに貢献するために提供された「ギョーザ」が並びました。園児たちはどちらのおかずも「おいしい」と頬張っていました。

食べることから 地域の食を学ぶ

【ちりゅっぴ付きメンチカツ】

 市内の公立保育園と知立なかよし保育園で、市のキャラクター「ちりゅっぴ」のイラストがプリントされた切り干し大根入りメンチカツが出されました。
 給食の材料を納品している宝町の八百種商店と学校給食センターのコラボ商品。「食べることから地域のことを学んでもらえれば」と話す同店取締役の斉藤元樹さんは、地元で作られた野菜や加工品を調理しやすいように改良した食品を提案しています。
 来迎寺保育園では7月27日に年少~年長児100人の給食に出され、保育士が切り干し大根について説明。素材の匂いを嗅いで鼻を押さえる園児も。
年長児が収穫したナスが入ったカレーライス、オレンジとともに並び、「ちりゅっぴは、かわいいから最後に食べる」「全部おいしい」と園児たち。安藤あゆ美園長は「メンチカツとちりゅっぴのプリントで切り干し大根がもっと好きになってくれるでしょう」とほほ笑みます。
 9月には市制50周年ロゴマークとちりゅっぴのイラストが付いたメンチカツが登場。斉藤さんは「ちりゅっぴをもっと大好きになってほしいし、家庭での話題の一つになれば」と期待します。

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