おいしい給食に園児にっこり

1万個余のギョーザ 子どもたちに提供

【「おいしい」とギョーザを頬張る知立なかよし保育園の園児たち】

 市内の公立と私立合わせて15カ所の保育園で、南陽の「にこにこ餃子知立店」のギョーザが提供されました。
 新型コロナウイルスの影響で経営不振に陥った同店の売り上げ貢献にと、同店を経営するアイズの岩瀬充昇社長の友人で、佐野塗工店(名古屋市南区)の佐野智正社長=市内在住=が、1万300個を購入。市内の子どもたちに使ってほしいと4月下旬に市に寄付しました。
 市は小中学校が休校だったため保育園給食に活用。同店から直接各園へ冷凍ギョーザが届けられました。岩瀬社長は「保育園で子どもに合った調理をしていただき、子どもたちに喜んでもらえて良かった」と話します。

【園児も喜んだ「にこにこ餃子知立店」のギョーザ】


 各園、2回に分けて揚げたり蒸したりして調理。南陽の知立なかよし保育園では7月10日、園児約60人に中華風スープやパン、トマトとともに揚げギョーザが出されました。「ギョーザ大好き」「おいしい」と園児たち。お代わりの列もできました。
 尾﨑律子園長は「コロナは、生活発表会がなくなったりマスクをしなければいけないなど、子どもたちの生活にも影響があります。今回のいきさつも子どもたちに話してあげます」と話しました。

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