8年ぶりの日本画展
刈谷市の糟谷さん 20日まで刈谷市美術館で
刈谷市在住の糟谷惠子=写真=さんが15~20日、同市美術館で日本画展を開きます。奥三河の製材所や外国の風景をモチーフにした作品をはじめ、中学・高校時代に描いた水彩画やデッサンなど計約60点を展示。「いろんな作品を楽しんでほしい」と張り切っています。
糟谷さんは豊橋市出身。女子美術大学を卒業し、結婚後に刈谷に移り住みました。現在、刈谷市内で絵画教室「惠舟庵アートスタジオ」を主宰。作品づくりに意欲的に取り組み、中日展などで入選。長年、「わたしの刈谷展」の審査員も務めました。
持ち味は独特な色使い。「作品がカラフルとよく言われますが、私の目に世界がそう見えているんです」
今回の作品展では、作家人生の中期に描いた作品を中心に、中学や高校の時分に描いた作品を初披露。作品の変化を楽しんでもらえるように時系列に展示する予定です。毎年宿泊しているという長野県下條村にある刈谷市民休暇村サンモリーユ下條や南信州の四季をモチーフにした作品も並べます。
「個展は8年ぶり。これまでに開いた中で一番大規模なものです。激しい感情がにじみ出た若い頃の作品もぜひご覧ください」
(刈谷ホームニュース2020.09.11掲載)
(このイベントは終了いたしました)