「おいしさに自信」で知立を活性化
ズームアUP女子
知立マコモ研究会会長
岡田 夏江さん
市内の学校・保育園給食にも提供しているイネ科の「マコモタケ」を40㌃の水田で栽培。今月下旬から約1カ月間が収穫時期で、JA産直市にも並びます。
平成25年に、知立の特産物を作りたいと健康食材でもあるマコモに目を付け栽培。勉強と研究を重ね、土作りからこだわり、「おいしさには自信があります」。一緒に成長する草も手作業で抜くなど手間暇を惜しみません。
いつでも食べられるよう商品化も目指し、昨年、レトルトの「まぜごはんの素」を完成させました。知立ブランド認定特産品にもなり、「人と人とのつながりで一歩ずつ前進しています」。味は和風と洋風。取れたてのマコモを使います。
販路拡大に力を入れていた元小学校教師の夫・鈴夫さんは2年前に他界。「私の足りない部分を補ってくれました。共通の話題が増え、新婚時代に戻った気分でしたよ」と。
マコモの他にも1ヘクタールの田んぼで稲作に汗を流し、10年来の習い事の民踊でリフレッシュ。「マコモをもっと多くの人に知ってもらいたい。特産となり知立市の活性化につなげられるよう頑張っていきます」。上重原町在住。
知立くらしのニュース2020.09.25掲載