亀や鳥…通行人のほっこり
古川さんが庭木で楽しませる
宝の古川政彦さんは、生き物の形にせん定した庭木で、通行人の目を楽しませています。
玄関先で出迎えるのはクチナシやサザンカの木を切り込んだ亀やしゃちほこ、犬や鳥、ハート。道路側の塀からも鶴や亀などが顔を出しています。
仕事人間だった会社員時代から庭木の手入れを趣味にしていました。定年退職した約10年前からは、生き物の形にせん定するように。「丸や三角だけではつまらないからね」ときっかけを話します。
失敗すると枝が伸びるのを1年待たなければなりませんが、枝の伸び具合で何を作ろうかと考えるのも楽しみと言う古川さん。「最近は高い脚立に乗っての作業を家族から止められていてね。それでも涼しくなったらまた再開したいですね。花の香りとともに通る人に形も楽しんでもらえればうれしい」と笑みをこぼします。
知立くらしのニュース2020.09.25掲載