知立宝保育園でヒョウタン収穫

園児にっこり 知立愛瓢会が栽培伝授

【ヒョウタンの穴開けに興味津々の園児たち】

 宝保育園の年中・年長の35人と知立愛瓢会の関勝会長ら4人が9月11日、園庭で育てた十成ヒョウタン15個を収穫しました。
 同園では、4月にヒョウタンの種をまきましたが、うまく育たず、残念に思っていたところ、ヒョウタンを栽培している同会を知り指導を受けながら再び挑戦。同会から譲り受けた苗3本を植え、年長らが水やりなどをしながら育てました。
 収穫時には、大小さまざまなヒョウタンが棚から垂れ下がり、関会長たちに教わりながら保育士と園児らが収穫。ハサミで切り落とした女児は「硬かった。ちょっと重かった」とにっこり。大きなヒョウタンは年長児が両手で抱えるほどの大きさで、園児らは代わる代わるヒョウタンを持ち、重さや感触を確かめていました。
 ヒョウタンのツルを切った部分にドリルで穴を開け、水に漬ける作業も行い「ナシの匂いがする」「おっぱいみたい」と園児たち。「受粉の方法を教わったり、お世話して大きくなる喜びも味わったりしました。12月の生活発表会で使えるのが楽しみ」と担当の保育士。
 野畑知美園長も「ヒョウタンは見た目も迫力があって、乳児や年少の子たちも興味津々なんですよ」。同会からは工作用のヒョウタンが贈られました。
 関会長は「子どもたちがうれしそうにする姿はいいですね。目指している〝ひょう育〟にもなりました。ぜひ作品を作ってほしい」と目を細めました。

知立くらしのニュース2020.10.09掲載

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