知立で光琳の燕子花3作展示
11月8日パティオ池鯉鮒 知立RC30周年・市制50周年記念
11月10日から知立市中央公民館で「光琳・宗達展」
知立ロータリークラブ(RC)が創立30周年と市制50周年を記念し、八橋のカキツバタを題材に尾形光琳が描いた3作品(複製)を11月8日、パティオ池鯉鮒で展示します。入場無料。
「KORIN PROJECT」と題した1日限りの展示。市所有の複製品で国宝『燕子花図屏風(かきつばたずびょうぶ)』『八橋蒔絵螺細硯箱(やつはしまきえらでんつづりばこ)』、綴プロジェクト(文化財未来継承プロジェクト)高精細複製品『八橋図屏風』を一堂に並べます。いずれも原寸大で屏風は幅350cm前後の大きさ。綴プロジェクト『八橋図屏風』は、4年前の伊勢志摩サミットの昼食会場でも飾られました。
光琳は江戸時代中期を代表する画家・工芸家。平安時代の歌物語『伊勢物語』の第9段「八橋」の場面を描いた作品が代表作で、原本は東京・根津美術館、米国ニューヨーク・メトロポリタン美術館に所蔵されています。
綴プロジェクトはNPO法人京都文化協会と電気機器メーカーキャノンの共同プロジェクト。日本古来の文化財の高精細複製品を制作しています。
知立RC担当者は「複製品ですが3作品が並ぶとても貴重な機会です。知立の方々には、八橋のカキツバタが価値あるものと再認識したり、知ってもらったりしてもらえれば。一人でも多くの方に見ていただきたい」。
市中央公民館では、11月10~29日に「光琳・宗達展」を開催。『八橋屏風図』とともに、光琳に影響を与えた俵屋宗達の代表作で綴プロジェクト『風神雷神図屏風』『松島図屏風』を展示します。
知立くらしのニュース2020.10.23掲載
(このイベントは終了いたしました)