『燕子花図屏風』の光琳を解説

戸田さん知立市郷土研究会で

【尾形光琳をテーマに開かれた例会】

 知立市郷土研究会が10月13日、八橋町公民館で「無量壽寺と『燕子花図屏風』・『八橋図屏風』」をテーマにした講座を開きました。
 講師は市観光ガイドボランティアの会と同研究会に所属する戸田勝士さん。同研究会の約25人と、市中央公民館で開催中の「光琳・宗達展」を主催する知立ロータリークラブのメンバーが参加しました。
 講座では、知立八橋にゆかりのある両屏風を描いた江戸時代中期の画家・工芸家尾形光琳について解説。「光琳が八橋のカキツバタを見たのは、京と江戸を3回行き来している中の5月と6月の2回では」などと分析し、画材や技法などが解説された新聞や雑誌、書籍などを紹介しました。
「光琳の作品について詳しく聞けて新たな発見になり、光琳・宗達展を見に行くのが楽しみ」と同研究会の会員。
 同研究会は毎月第2火曜に、市内外の史跡やゆかりの地を訪ねたり、講座を開いたりし、郷土の歴史を学んでいます。会員募集中。

知立くらしのニュース11月13日掲載

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