知立市美展で清原さんが知事賞
小中生美展は知立小3・横田さん
「第35回市美術展」と「第15回市小中学生美術展」が10月1~4日、パティオ池鯉鮒で開かれました。県知事賞には写真部門の清原彰子さんと、知立小3年の横田汐音さんの作品がそれぞれ選ばれました。
市美展には絵画、書など4部門156点、小中生美展には71点が出品されました。
清原さんの作品は、大分県JR九州久大本線南由布駅の春の景色『線路』。3月まで鹿児島県に住んでいた清田さんのお気に入りスポットで、作品は5年前に撮った一枚です。
「景色と2台の電車がうまく収まるときがなかなかないんです。この辺りは7月の災害で電車が不通になっていて、しばらくこの景色は見られないかもしれないと思い、出展しました」。遠近感や季節感で日本のうららかな春を切り撮っていると評価を受けました。
写真歴約20年。41年ぶりに知立に戻ってきたという清原さん。「これからはこちらの景色も写していきたい」
小中生美展の横田さんの作品は『知立まつりの山車』で初出品。
地元を調べる学習で、祭り関係者をインタビューした時にもらったポスターと、パティオ池鯉鮒に展示してある山車を見ながら描き、「山車を押している人たちをしっかり描こうと思った」と横田さん。人が山車を引き回している様子や構図が評価されました。
「来年はお祭りを見たい。描くのが大好きだから、これからもたくさん絵を描きたい」と笑顔で話しました。