猿渡川河川敷で愛護活動

知立市のボランティアグループが草刈りやごみ拾い

【草刈りをするボランティアサークル新友会】

 自然を残した〝散歩みち〟に―。「ボランティアサークル新友会」が月2回、猿渡川河川敷の整備などをしています。11月7日は、約15人が弘法橋から下流約400メートルを除草しました。
 同会は平成8年に新林町や弘法町の住民を中心に発足し、62人が所属。河川敷沿いの除草やごみ拾い、公園や花壇の手入れの他、社会福祉法人けやきの会のサポート、猿渡川まつり(今年は中止)などを行っています。
 河川敷では「池鯉鮒の歴史と自然の散歩みち」に指定されている、福祉の里八ツ田付近から弘法橋までの約1・3kmを整備。7年前から、けやきの会の職員も参加しています。
 ペットボトルや空き缶、弁当の空き容器だけでなく、タイヤや車のバッテリーなどが捨てられていることがあり、アライグマやハクビシン、マムシなども生息。「草を刈ってきれいにしておけば、ポイ捨ても減るし、生き物と共存できる」と草の生い茂る時季は有志で毎週作業します。
 ウオーキング中に作業を見た人が会員になるケースも。岸典明会長は「自転車で通る学生らの防犯につながります。大変ですが、きれいになっていく楽しみもあるんですよ」。会員募集中。

知立くらしのニュース2020.12.11掲載

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