全国専門高校生作文コンクールで佳作
知立高3年後藤さん 商業科目線でスリランカを訪問
知立高3年の後藤すず花さんが「専門高校生徒の研究文・作文コンクール」作文の部で、県で2位、全国で上位の佳作に入りました。
産業教育振興中央会と経済同友会の共催で、仕事に直結する知識や技術を学ぶ専門高校生を対象にしたコンクール。作文の部では、学んでいる専門教育での体験を基に、感想や決意などを述べます。
同部には264編の応募があり、後藤さんの作品タイトルは「商業を学ぶ意味~お世話になった人たちへ恩返し」。簿記部で大会や検定に挑んでいた後藤さんは、1年生の時に大会出場と迷いながら参加した、スタディーツアーで訪れたスリランカでの体験をつづりました。
スリランカの店では、商品の価格表示などを見て「学校で学んだマーケティングを教えたい」と思ったことや、現地の人たちの優しさに触れたことなどを文章に。「とても貴重な経験でした。先生や両親にアドバイスをもらいながら作文を書き、上位に入れて感謝しています」
今春から事務職が決まっており、「お金をためてまたスリランカへ行き、自分の知識を活用できたら」と目を輝かせます。
知立くらしのニュース2021.01.22掲載