創作バレエに人生ささげる
ズームアップ女子
BALLET STUDIO N主宰 令和2年度知立文化奨励賞
二條 光汀さん
刈谷・豊田市で40年以上創作バレエ教室を主宰する傍ら、知立市文化協会主催公演や、異業種団体のイベントの振り付けに参加。昨年11月に知立文化奨励賞を受賞しました。台本、振り付け、音楽構成も手掛け、「これからも分かりやすく感動してもらえる作品を追求していきたい」。
刈谷市出身。小学3年からバレエを始め、東京の短大で舞踊を専攻。学生時代に見た子ども主体の舞台に感銘を受け指導者に。卒業後は指導しながら舞台に立ち続け、長女と親子共演した45歳で現役を引退しました。
30周年を迎える頃に夫が急死。「乗り越えられたのは好きな仕事と周りの支えがあったから」
毎年の定期公演では昔話や童話、今の情勢や気持ちが創作のテーマ。今年は、昨年見送った公演を4月25日に予定。「笑顔」や「不協和音」といったコロナ禍で過ごした気持ちを表現した作品も。
「創作バレエは認知されつつあり、やりたかったことに近づいてきました。これからも自分らしく頑張っていきたい」
知立くらしのニュース2021.02.12掲載