ハープの演奏と普及に意欲
知立のフレッシュさん
大学院1年
令和2年度知立文化芸術新人賞
神谷 英里佳さん(24)
「どう演奏したらメッセージが伝わるかを常に考えています。多くの人にハープの世界や魅力を知ってもらいたい」
本年度、知立文化芸術新人賞を受賞。演奏活動の他、母校菊里高の非常勤講師も務めています。
コロナ禍で大学院を1年休学。その間、「新たな挑戦を」とハープの楽譜作りに着手。「弾きたいようにアレンジするのが目的でしたが、作曲者の意図にも気付くようになって。作曲にも挑戦したい」
復学する4月からは修了に向けて演奏に集中。11月にリリオ・コンサートホールでのリサイタルが決まっています。
6歳からハープを始め、中学時代は勉強に打ち込み、離れた時期もありましたが、「やっぱり音楽をやりたい」と高校は音楽科へ。「青春時代はハープ一色だったんですよ」と笑顔。
卒業後は教室を開いて〝ハープ人口〟を増やすのも目標。
「ハープは大きくて高価ってイメージがありますが、膝に乗るぐらいのものもあるんですよ。気軽に楽しんでもらえるよう広めたい」
知立くらしのニュース2021.02.26掲載