読書通帳システム導入

公立小で全国初　刈谷市のかりがね小

　刈谷市のかりがね小学校は1月15日、公立小学校として全国初の読書通帳システムを導入。同校図書館で借りた本のタイトルなどを記録することができ、児童らの読書意欲を高めます。
　創立50周年記念事業として、学校とＰＴＡが連携してシステムを設置しました。借りた本と通帳に付いているバーコードを読み取って通帳を専用機器に挿入すると、本のタイトル、著者名、貸し出し日などが記帳され、小学校生活のうちに読んだ本が一目で分かります。
　専用機器は校舎3階の図書館近くの廊下に置かれました。6年の女子児童は「卒業まで残り少ないですが、たくさん本を読んで通帳に記録を残したい。この通帳を作ってくださった人たちにありがとうと伝えたいです」とにっこり。
　ＰＴＡ会長の加藤健司さんは「児童たちが大人になった時、小学生の頃の読書履歴を振り返ることもできます。本を読むきっかけにしてほしい」と話していました。

刈谷ホームニュース2021.02.26掲載