知立南小の「カブトムシの森」作り応援
斉藤さんが菌床700個提供
総合的な学習の時間でカブトムシやトンボ、チョウをテーマに生き物環境学習に取り組んでいる知立南小3年生に1月29日、カブトムシの繁殖に有効な「菌床」が届きました。
贈ったのは、菌床シイタケの栽培をしている「斉藤商店」(宝町)の斉藤元樹取締役。栽培し終えた直径15㌢ほどの菌床約700個を提供しました。
菌床はオガ粉に米ぬかなどの栄養分を混ぜたシイタケが生育するのに最適な培地。カブトムシの幼虫やミミズなど土の中の生き物が好むことから、同小が3年ほど前から計画している「カブトムシの森」作りに役立つのではと協力しました。
29日は斉藤さんと、菌床を製造し、障害者就労継続支援事業所「空」を運営する「わかば」の太田光彦取締役が来校し、児童たちに菌床について説明。「菌床っておいしいの」の質問に「土の中の生き物は大好きみたい」と笑顔で答えていました。
内田愛美さんは「ブツブツしていて少し重かった」。高尾瑠偉君は「育てているクワガタにも使いたい。カブトムシの森を作るのも楽しみ」と興味津々。
斉藤さんと太田さんは「子どもたちが自然に触れるきっかけになれば。面白い取り組みなので、もっとワクワクさせてあげたい」と目を細めます。
知立くらしのニュース2021.02.26掲載