模擬投票で意識高める
知立高で選挙出前講座
知立高で8日、県選挙管理委員会による「選挙出前トーク講座」が開かれました。
政治に対する関心や、選挙への意識を持ってもらおうと、選挙権を得る18歳を前にした2年生235人が参加。選挙の意義や制度などの説明をした選管職員は「投票へ行かないと若者の意見が届きにくくなる。自分たちの声を届ける大切さを考えてもらいたい」と呼び掛けました。
模擬投票では、2人の候補者の演説を聞いて投票し、開票の結果が出るまでを体験。受け付けで投票用紙をもらった生徒らは、記述した用紙を、緊張した面持ちで投票箱に入れていました。
破れにくい特殊な紙でできた実際の投票用紙や、一瞬で数を数えられる集計機など選挙に使う道具の紹介も。最初に投票した生徒は「投票は思ったより短時間ででき、いい経験になりました。18歳になったら必ず行きます」と笑顔を見せました。
知立くらしのニュース2021.03.12掲載