人の心に寄り添える女性に
知立のフレッシュさん
八橋 鮎里さん
「いつも見てきたカキツバタの花が大好きです。カキツバタの花のように凛とし、人の気持ちに寄り添える女性になりたい」。八橋かきつばた園がある無量壽寺で育ちました。
幼い頃から寺の行事のお茶出しや食事の準備を手伝い、今でもスケジュールは寺を優先。祖母から茶道を習い、中学生になると茶席でお点前も。「家の事は手伝うのが当たり前だと思っています。お客さんや和尚さんに、ありがとうと言ってもらえるのもうれしい」とにっこり。
着物を着るのも子どもの頃からの楽しみ。「背筋が伸びて気持ちが引き締まります。着付けを習って、これからは気軽に自分で着られるようになりたい」。大学では人文学部で学び、学芸員や司書の資格を取得しました。
境内に迷い込んだ猫を祖母と一緒にかわいがっていたので、生き物に関われる仕事をしたいと4月からは、動物病院に勤務。「かわいい動物たちと触れ合えるのが楽しみです。責任感を持って接したい。一日も早く新生活に慣れるよう頑張ります」。
知立くらしのニュース2021.03.26掲載