西尾の「かじや村」で鍛冶体験
ナスもル知立の中学生
市民団体「ナスもル知立」のナスもルラボ上級講座で学ぶ中学生らが3月14日、西尾市の「鍛冶屋の復元工房『かじや村』」で鍛冶体験をしました。
同工房は同市のフォークリフト部品メーカー「三周全工業」の稲垣信夫会長が鍛冶設備や技術を後世に残そうと開設。幸田町で使われていた昭和15年製造の「ベルトハンマー」が設置されています。
中学生らは、炉に松の炭を入れ、ふいごで風を送りながら800度以上に熱して赤くなった鉄の棒をベルトハンマーで平たく延ばす作業を体験。
「たたいて延ばすのは面白かったけど、ハンマーが思う箇所に打てなくて難しかった」と竜北中1年の吉沢愛翔さん。他のメンバーも「今度は形になる物を作ってみたい」と声をそろえました。
ナスもル知立では中学生を対象にした上級講座で、科学や生物の実験・観察、ものづくりの他、体験学習やイベント運営などを行っています。
知立くらしのニュース2021.04.09掲載