碧南工業高校が碧南工科高校に

【4月から学校名が碧南工科高校に改称】

 碧南市丸山町の碧南工業高等学校)は、4月1日から碧南工科高等学校に改称されました。グローバル化、デジタル化の進展に伴う産業界のニーズの変化を踏まえ、14の県立工業高校などが「工科高等学校」になりました。

 同校は1973年に県立碧南高等学校の機械科を分離独立する形で開校。昨年度までは機械科、電子工学科、建築科、環境工学科があり、令和3年度より建築科が建築デザイン科に、環境工学科が環境科学科に科名も変更。幅広い教養を身に付け、生産現場のデジタル変革に対応できる人材育成を目指します。

 県下でも数少ない建築デザイン科や環境科学科があるのが同校の特色のひとつで、女子生徒の占める割合が全校生徒の約1割となっています。ヨットやビーチバレーなど、碧南の土地柄を生かした部活動も盛ん。ヨット部はインターインターハイで優勝や入賞など数多くの実績を残しています。

 学校長は「新しい時代に即した教育内容の準備が整い、実践に向け教員も勉強しています。子どもたちの期待に応え、卒業して良かったと言われる学校づくりに力を入れていきたい」と話し、「地元に根差した学校にしたい」と話します。

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