トレーニング場1年ぶりに再開
スギ薬局知立福祉アリーナ
スギ薬局(本社大府市)から寄付を受けた市は、コロナ禍で使用中止となっていた西町の「スギ薬局知立福祉アリーナ」(知立市福祉体育館)トレーニング場を1日から約1年ぶりに再開しました。
これまで地下1階にあり換気が不十分だったため1階に移設。部屋の面積は約200平方メートルから84平方メートルになりましたが、風通しがよく開放的に。新たにフィットネスマシン5台も導入しました。
器具ごとにパーテーションで仕切られ、利用者は使い終わるたびに除菌。60代女性は「室内が明るくなり快適。狭くなったというより、コンパクトになり使いやすくなりました」と汗を流します。
市生涯学習スポーツ課の川端淳嗣さんは「運動習慣をつけることで健康につながれば。気軽に楽しんで」と利用を呼び掛けます。
時間は午前9時~午後9時30分。知立、刈谷、安城、高浜、碧南市に在住・在勤・在学の人は1回200円、1カ月2200円。その他は1回400円、1カ月4400円。初回は説明があります(午後5時まで)。中学生以下は利用不可。問い合わせはスギ薬局知立福祉アリーナへ。
スギ薬局がトレーニング場移設に伴い寄付
昨年12月からネーミングライツ契約を結んでいるスギ薬局知立福祉アリーナ・トレーニング場の改修事業について相談を受けたスギ薬局が、地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)により、市へ1400万円を寄付しました。贈呈式が3月23日に市役所であり、同社の杉浦克典社長が林郁夫市長に目録を贈りました。
林市長は「アリーナを拠点に今後も生きがいづくりや仲間づくり、健康づくりを目指していく」と支援に感謝を述べました。
杉浦社長も「さらに多くの方々に使っていただき、市民の皆さんに健康になってもらいたい」と話し、「実際に利用して、どんなサービスと組み合わせ支援できるかアイデアを出していければ」と、市の取り組みや新トレーニング場に期待を寄せます。
知立くらしのニュース2021.04.23掲載