防犯カメラ設置 最適な場所は?
刈谷警察署が地元地区で調査
刈谷市の泉田地区で住宅侵入盗などの被害が増えていることを踏まえ、刈谷署はこのほど、地域住民や市職員らと共に防犯カメラ設置に向けた現地調査を実施。関係者14人が参加し、県セルフガード協会の防犯設備士からアドバイスを受けました=写真。
同地区では1、2月に住宅侵入盗や家屋のガラスが割られるなどの被害が6件発生。この日は地区内で被害報告があった周辺5カ所の様子を見て回りました。トライアルカメラは、住宅のベランダやカーポートなどに取り付けるため、防犯設備士の吉川敦さんが中心となって設置場所の強度や電源などを細かく確認。吉川さんは侵入盗の犯人の行動パターンを解説しながら、「カメラ作動中と書いた看板もあると効果的」と指摘していました。
刈谷署生活安全課の口野裕之介課長は「現地の状況をよく知る住民の皆さんの意見を参考にしながら、一緒に犯罪抑止に取り組みたい」と話していました。
(刈谷ホームニュース2021.4.23掲載)