業平の遺徳しのんで毎歳忌

八橋かきつばたまつり会場で開催

 「史跡八橋かきつばたまつり」開催中(5月20日まで)の無量壽寺で4月29日、平安の歌人在原業平の毎歳忌法要が営まれました=写真
 庭園を管理する「八橋旧跡保存会」の会員が参列。平澤信幸会長は「今年は規模縮小ながら開催できて良かった。花の咲き具合は全盛期の60%ぐらい。以前の状態に戻せるようこれからも頑張っていきたい」と話しました。
 例年、僧侶6人が大般若祈禱を唱えますが、今年は八橋紹寛住職と学徒の紹裕さん2人で読経を上げ、会員らが焼香しました。
 本堂には、業平の立像が安置されていて、法要は1954(昭和29)年の同保存会発足時からまつりの行事として挙行。880年5月28日に没した業平をしのんでいます。 

知立くらしのニュース2021.05.14掲載

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